加油のブログ

神様と真の家庭を中心に祝福家庭はまた一つになるべきです。一時的なブログです。

お父様は無原罪の根拠<peace2さんへ>

ハンドル名「peace2」という方より、ブログで質問をいただきました。



「再臨主までエバが生んであげなければならない」というみ言葉は、メシアも赤ん坊として女性から生まれるのであり、お父様の時も、イエス様誕生の時も、忠母様と母マリアが果たした責任があったのですから、当然のみ言葉です。


このみ言葉を引用して、なにが仰りたいのかわかりません。「お母さまがお父様の原罪を清算した」とでも言いたいのでしょうか?


まさか祝福家庭から「お父様が無原罪である根拠を示せ!」と言われるとは思いもよりませんでしたが、上記の記事では『奇知外記』という別のブログも書かれていらっしゃるようで、そちらを読んでみると、もう撤回はされているようですが、以前はお母様を擁護するあまり「お父様有原罪を受け入れる!」と主張されていた方のようで、納得いたしました。



以下の『み言葉が』お父様が原罪なく誕生される理由です。


<引用開始>
「再臨主はイエス様が果たせなかった神様の復帰摂理の根本を完成するために来られます。すなわち、創造理想を完成すべき真なる本然の赤ん坊の種として来て、神様の真の愛、真の生命、真の血統の根源になる真の父母の理想を完成するために来られます。彼(再臨主)は、既にイエスの時まで神側が勝利した根本基台の上に臨在されます。すなわち、イエス様が大人になられる時までの勝利的な基盤の上に正しく立たれて、彼が果たせなかった新婦を探し出し、真の父母になられ、万民を救ってくださるのです」 『祝福家庭と理想天国(Ⅰ)』41~42ページ)
<引用終わり>


つまりイエス様が『メシアの為の基台』によって、無原罪で誕生されたのですから、再臨主はその基台の上で、無原罪で誕生できるというのがみ言葉です。peace2さんが絶対に従うべき教理研究院はなんと言っているのでしょうか。


(6)「独生子」と「独生女」の違いについて(宣布文サイトリンク)


<引用開始>
6)「独生子」と「独生女」の違いについて
 ここで、独り子(独生子)と独り娘(独生女)について整理をするために“補足”を加えておくとすれば、独り子(独生子)は、天から遣わされ、生まれながらにして「霊的堕落の罪」も「肉的堕落の罪」も問われない、
完全に無原罪の存在であるということです。
 一方、独り娘(独生女)の場合は、地上でアダムが探し出して「再創造」しなければならない存在です。何故ならば、「肉的堕落の罪」は問われていないにせよ、「霊的堕落の罪」を背負って生まれているという一点において、独り娘(独生女)の場合には「堕落圏」にいるためです。

<引用終わり>


教理研究院もお父様が生まれながらに無原罪であるという見解です。この点に関してだけは、私と教理研究院は一致しています。上記のみ言葉も、教理研究院の言葉も「受け入れない!お父様が無原罪で誕生したと信じられない!根拠を出せ!」というなら、教理研究院の方へお願いします。


>このように、加油氏はお母様「実体聖霊」不要論で、聖霊を受けた女性であれば誰彼女を問わず『聖酒式で「メシアと一つになった」という立場で、原罪を清算し、その原罪清算された女性が、三日行事で男性を産みかえ』ることができるというものでした。


これは語弊があります。


イエス様(メシア)の新婦になるのに、実体聖霊が必要と言っていないのは、原理講論であり、私ではありません。全人類を産みかえるには、実体聖霊は必ず必要で、お母さまに神様の女性性相が臨在するようになれば、今度はお母さまが実体聖霊となります。


しかし現在は、お母さまに神様の聖霊が臨在しているとは思えないので、本来の責任を果たし、勝利して頂きたいという願いです。


繰り返しますが、『実体聖霊不要論』と言われますが、最終的に勝利された真の母、実体聖霊はもちろん必要です。しかしその前段階の、メシアの新婦を迎える段階では、実体聖霊ではなく、霊的な女性神の聖霊を受ければメシアの新婦になれるのは、私が主張したことではなく、原理講論の主張です。


聖霊は女性神であられるので、聖霊を受けなくては、イエスの前に新婦として立つことができない(原理講論265ページ)


これを信じないとおっしゃるなら、これもまたお手上げです。


一連のお父様のみ言葉には、一貫性があり、矛盾がありません。私は上記の解釈をすることに、神様とお父様の前に、一点の良心の呵責もありません。peace2さんはどうでしょうか。

お母様発言「彼は原罪がなかったとは言えない」

亨進様のサンクチュアリ側を訴える裁判において、もうどんな言い訳も聞かない、お母さまの発言記録が、発表されました。発言の全文は、ぜひ『ONE TRUTH 有志の会』のブログをご覧ください。公平を期すために、これに関する教理研究院の反論もリンクが張られています。


この訴訟は旧家庭連合がサンクチュアリ教会に対して、統一旗の使用を認めないなどとして起こした訴訟であり、お母様は原告側です。証言記録は裁判所によって誰でも見れるものとして公開されたものであり、捏造だと難癖をつけることもできません。


<引用開始>
<法廷記録PDFファイル27ページ>


A(韓女史:家庭連合通訳チェックSUH氏の通訳)


私に会うプロセスにおいて、文牧師が私に会うまでは、私たちは彼が原罪が無かったとは言えない。支払わなければならない蕩減条件があった。


Q.あなたは原罪ありで生まれたのか?


A(韓女史:家庭連合通訳チェックSUH氏の通訳)


私は原罪なしで生まれたから、私は独生女である。だからこそ神様は私を救った。
<引用終わり>


これに対する教理研究院の反論は、なんと上記の部分を引用せずに、「真のお母様はお父様に『原罪があった』とも『無かった』とも明言しておられません。」でした。


「彼が原罪が無かったとは言えない。」は普通に考えて、原罪があったという意味です。例えば、小学生の読解ですが、誰かから「あなたに罪がないとは言えない」と言われたら、「あなたには罪がある」という非難の意味です。実際にお母様は「蕩減条件があった」とまで言っています。


また明確に質問されているのに「お父様に原罪はなかった!」と明言しないのも大問題です。お父様をメシアと信じる者ならだれでも「お父様に原罪はない!」と断言できるはずです。しかしお母様の答えは「私たちは彼が原罪が無かったとは言えない」でした。さらに注目して頂きたいのは、お母さまは自分の原罪に関しては、即答で「私は原罪なしで生まれたから、独生女である」と断言しているところです。このギャップに、「明言してない」だの、「深読みだ」などの、小賢しい弁明はできません。


これがお母さま擁護派の惨状です。

お母さまの原罪清算<聖霊に関するみ言葉>

お母様がどのようにメシアの新婦になったのか、お父様はどのように言われているのでしょうか。以下がみ言葉と原理講論からの引用です。


<引用開始>
ところで、父は一人でどうして子女を産むことが出来るだろうか。堕落した子女を、善の子女として、新たに生みなおして下さるためには、真の母がいなければならない。罪悪の子女たちを新たに生んでくださるために、真の母として来られた方が、まさしく聖霊である。(中略)聖霊は女性神であられるので、聖霊を受けなくては、イエスの前に新婦として立つことができない(原理講論265ページ)


聖霊が臨むことにより、霊的な赤ん坊として再生できる霊的重生の役事が起こるというのです。皆さん、そのような体験がありますか。そのような体験がない限り、まだサタン世界の息子、娘だということです。まだ、サタンの讒訴を受けざるを得ない人だということを皆さんは知らなければなりません。そのような人は、天国に行くことはできません。地獄に行かなければならないのです。(マルスム選集114-27,1981.5.14)
<引用終わり>


このみ言葉を逆に読めば、霊的重生によって、サタンの讒訴を受けなくなり、原理講論ではメシアの新婦として立つとなっています。メシアの新婦の資格としては、聖霊(エバ神性)による霊的重生でいいのです。実体の神様の血統(肉体)はなくても、霊的にはサタンの息子娘ではない状態です。


「アダムは再び、エバを創造しなければならない。もう体は造っているんだね。サタンがもっている。それをサタンから取ってこなければならない。そういうような地上基盤を天は準備するんだね。」というお父様のみ言葉とも一致します。


メシアを誰よりも愛することによって、神様のエバの神性(原理講論p363)である、聖霊を受けた女性は、誰でも新婦の資格があり、実際に、お父様の結婚時期が近付いた時は、多くの女性に「あなたがメシアの妻だ」という啓示がおりました。(真の父母様の生涯路程10)


そして、クリスチャンの歴史では、イエス様の血統も、聖霊の肉体もないので、血統が定着しませんでしたが、お父様の立たれた後は、メシアの骨肉の種と一体となることによって、完全な血統転換の基台になります。


<引用開始>
完全復帰ということを思う時に、男の骨肉の中に潜んでいる種が出発である。だから、その男の血肉の中の原因の基準まで、神の愛を中心として一体となったという条件を立たせなければならない。そこを通過しなければ、これは完全な血統転換の基台をつくったという条件が満たされない。『御旨と世界』(P.69<血統転換>)
<引用終わり>


しかし原理では妻は独りなので、代表でお母様をたてて、他の女性は、聖酒式で「メシアと一つになった」という立場で、原罪を清算し、その原罪清算された女性が、三日行事で男性を産みかえるというのが、原罪清算の一連の流れです。


<引用開始>
お母様は正妻であり、あなたたちは霊的に妾の立場です。復帰は妾を通してなします。だから仕方なしに、先生は本妻を残して、カイン圏の女性たちを中心としてなしているのです。これはアベルの立場に立っている、復帰されたアベルのエバです。二番目です。お母様の分身です。復帰は二人のエバが必要なのです。堕落した立場から復帰したエバと、新しく決めたエバです。これが二人いるのです。こちらが正妻だったら、妾の立場です。
 原理からすれば、一人の男が二人の女とつきあうことはできないから、妾の旦那さんを、アダムを、接ぎ木して、ハンダ付けしてつくってあげるのです。(第十一回愛勝日の御言1994年1月2日)
<引用終わり>


そして、お母さまに神様の女性性相が臨在するようになれば、今度はお母さまが実体聖霊となります。


<引用開始>
アダムとエバが成熟すれば神様の男性性相はアダムの心の中に、神様の女性性相はエバの心の中に入っていくということです。(「真の神様」第一章 一 1.無形でおられる神様)
<引用終わり>


以上が、み言葉によるお母さまの復帰手順です。お父様の血統を実体化させたことは、お母様の勝利ですが、明らかになりつつあるお母さまの発言から、現在もお母さまに神様の霊性が臨在されているとは思えません。


以上で一連のシリーズを終えますが、最後に『ONE TRUTH 有志の会』のブログで発表された、お母様がお父様の原罪について言われた裁判記録について書きたいと思います。


続きます。

お母様の原罪清算について1

教理研究院も若枝さんも、お母さま無原罪の根拠にあげる理屈があります。


「父親だけでは、産みかえるという原罪清算はできないと原理講論に書いてある。お母さまが原罪をもって生まれたら、誰もお母さまの原罪清算が出来ない!だからお母さまも原罪なく生まれるしかないじゃないか!」


というものです。


読者の方は、もうさんざん、いろいろなところで読まれたでしょうが、まずは御言葉を見てみましょう。


「堕落した女性であるエバが、一人の男性、天の夫を中心として、失ってしまった4大心情圏を再現して、天の側に帰らなければならないのです。そのようにできる主体がメシアだというのです。~オモニがその過程を経なければいけないのです。」(マルスム選集253p69)


メシアは神様の愛によって初めて誕生し、神様の愛の前に立つ神様の長男です。ですからイエス様は自身を指して、神様の「ひとり子」と言ったのです。


これまでの六千年の歴史を見ると、それは、男性を探し出す歴史でした。男性を探してきたのです。男性によって女性が復帰されるからです。(祝福と理想天国1 p557)


そういう個人完成した場合は、次に何をするか。エバを再創造しなければならない。エバはアダムを型どって造ったんだからね。神はアダムを造って、アダムを標本としてエバを造った。それは何を意味するかというと、再創造原理において、アダムはアダムの責任を果たせないで、エバを堕落させたんだから、アダムは再び、エバを創造しなければならない。もう体は造っているんだね。サタンがもっている。それをサタンから取ってこなければならない。そういうような地上基盤を天は準備するんだね。それで、二十歳以下じゃないといけない。だから、その年齢の何も知らないお母様を連れてきた。それは再創造だ。「君は絶対服従」。七年間の期間、それは、七〇〇〇年の歴史の蕩減復帰だ。七年の期間、服従しなければならない。あらゆる面において、どんな場においても、その旦那さんに服従しなければならない。(御旨と世界p876)


総合的に読んで、普通の素直な読解力で、皆さんはどう解釈されるでしょうか。


「堕落した女性であるエバを、男性メシアが再創造(復帰)する」


そう解釈することに、皆さんは神さまとお父様と自分の良心の前に、不安や呵責があるでしょうか。私は全くありません。


2014年7月のトゥデイズワールドジャパン<駒場集団の誤りについて>中のp95左上段では、太田朝久講師もこう書いています。リンクでご確認ください。


第1回「駒場集団の誤りについて」(リンク)


「その個性完成すべきアダムとエバを堕落によって失ってしまったので、神様の復帰摂理とは、まず神様の血統をもった個性完成したアダムすなわちメシアをこの地上に遣わし、そのメシアがみ言葉を解明するとともに、地上の堕落世界から「真の母」を復帰して、勝利した真の父母とならなければならないのです。」


真の父母宣布文サイトでは、この発言に対して「お母さまに原罪があるという意味ではない」と弁解もしていますが、お父様と神様の前に、自分の良心をかけて、同じことが言えるでしょうか。これが我々の伝統的な信仰的理解であったのであり、太田氏は、この信仰的信念を、いったい何によって『独生女複数誕生教』に売り渡してしまったのでしょうか。


それでは次回はいよいよ、お母さまがいかにして原罪清算されたのか、み言葉を見ていきたいと思います。次回から具体的なお母さまの原罪清算の説明になります。

教理研究院 公式見解:独生女は3人

ひとり娘が3人という、一言で矛盾するタイトルからして衝撃的ですが、れっきとした教理研究院の公式見解です。以下のページになります。



<引用開始>
すなわち、「独生女」とは、第1の方も、第2の方も、そして、真のお母様も生まれたときから、「独生子」の相対となることができる「独生女」です。これは、神様の「予定論」の問題になります。ところが、第1の方も、第2の方も、「真の母」となるべき使命をもたれたその立場から離れ、使命を挫折されたとき、「独生女」の位置から外れるのです。
<引用終わり>


明確に、第1のお母様も第2のお母様も「独生女」として生まれたという主張です。


しかしお母さま無原罪の根拠が、若枝さんは「メシヤのための基台は、真の父を迎えるための基台であるのと同時に、真の母を迎えるための基台です。」であるのに対し、教理研究院はさらなる独自理論を書いています。


<引用開始>
「無原罪のイエス様および真のお父様が、「この地上に降臨されるということは、エデンの園で『肉的堕落』が起こる前の『霊的堕落のみ』のときの環境圏が取り戻されたことを意味」しているという点です」(太田朝久著『祝福結婚と原罪の清算』光言社、93ページ)


「したがって、無原罪のアダム(メシヤ)の前に、真の母として予定されて生まれてきた女性には、人間始祖が犯した「霊的堕落」プラス「肉的堕落」の両方の堕落によって生じた罪である「原罪」は問われていないので、「原罪はない」と言えるのです。」
<引用開始>


色々とみ言葉を引用していますが、お母さまが誕生された時は、原罪の定着してしまっている堕落世界なのに、それが「お父様の誕生によって」「『霊的堕落のみ』の環境圏が取り戻された」との主張の裏付けは、見たところ(太田朝久著『祝福結婚と原罪の清算』光言社、93ページ)しかありません。


お父様が「お母さまは霊的堕落だけなので、原罪がない」と解説されたことは一度もなく、太田氏の個人見解が、教理になってしまっています。


悲惨なのは、教理研究院も若枝さんもお互いの無原罪論を否定する見解をもち、お母さま擁護派なのに、お母さまとも違う事を言っているところです。お母さまの見解はこうです。動画でもご確認ください。


「だから唯一、6000年ぶりに初めて、1943年に生まれた独生女が、私だ」(2017年3月29日 清平全国公職者総会)



明らかに、お母さまが『唯一の』独生女として生まれたと言われているのに、若枝さんも教理研究院もお母さまを擁護しながら、複数独生女誕生説を主張し、お母さまの言葉を否定するという、悲惨な状況になっています。お母さまからすれば、二人とも異端であり、裏切り者です。


われわれ顯進様を支持するものとしては、お母様を貶める意図はありません。お母様に本来の位置に戻って、責任を果たしていただきたいというのが、我々のスローガンです。お父様が愛された方なのですから。


次回は、「お母様は堕落圏から、お父様によって再創造された」というみ言葉のおさらいです。続きます。